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2027年度新卒採用

2028年度新卒採用

Office work事務系職種の仕事

JX金属は事業領域が広く、その分、事務系職種の活躍フィールドも多岐にわたります。
製品の価値を市場へ届ける営業、
会社の成長を支える経営企画・人事・総務・財務といったコーポレート部門──
いずれも会社運営の中核を担う重要な役割です。
一人ひとりが自らのミッションに責任を持ち、JX金属の事業を力強く支えています。

Office work position / Interview / Career path 事務系の職種/インタビュー/キャリアパス

営業

営業

JX金属の価値を世界につなぐ、
“橋渡し役”。

会社の顔として顧客と向き合い、技術を活かした課題解決や資源の安定供給に貢献しながら、事業の利益を創出する役割を担います。
原料調達から各種金属・電子材料の販売、さらには物流まで領域は多岐にわたります。
携わる事業によって営業スタイルは大きく異なり、銅精鉱の購入や製錬製品の販売、リサイクル原料の調達、回収貴金属や副産物(レアメタル等)の販売、電子機器向け材料の提案営業など、そのフィールドは国内外に広がっています。
市場、資源、顧客ニーズ、技術――。多様な要素をつなぎ合わせ、最適な価値を届ける。JX金属の“事業を動かす力”を担うのが営業です。

  • 金属・リサイクル営業

    金属事業および環境リサイクル事業に関わる原料調達・各種製品の販売を行います。金属事業においては銅精鉱の調達をはじめ、電気銅や型銅といったベースメタル、金、銀等の貴金属、硫酸やレアメタル等の製錬副産品を電線業界や化学業界などのお客様に販売します。環境リサイクル事業においては使用済みIT機器や家電などから発生するリサイクル原料の調達を主に行います。「人々の暮らしを支える金属を届ける」。その重要な役割を担う仕事です。

  • 先端素材営業

    電子部品メーカーや半導体メーカーといったお客様に対し、各種電子機器に不可欠な金属材料を販売します。お客様・技術者と新製品に必要な素材の開発をともに進めることもあり、最先端のものづくりに携わる醍醐味があります。取引先は国内より海外が多く、活躍フィールドは世界です。常にグローバルな視点で物事を洞察し、行動に移せるマインドが必要です。

Career Path 営業のキャリアパス

入社~数年

営業の基礎を学び、
顧客と向き合う力を身につける

営業としての基本を学びながら、顧客対応や社内調整を通じて土台を築く段階です。
製品・技術・ものづくりの流れを理解し、信頼関係づくりを経験します。

中堅期

主担当として、
事業を動かす営業へ

担当顧客や製品を持ち、自律的に営業活動を行う段階です。
社内外をつなぎながら、事業成長に貢献します。

ベテラン期以降

営業戦略で、
組織・経営を牽引する

マネジメントまたは専門性を活かし、事業全体を動かす立場です。
長期視点で営業戦略を描き、組織を率います。

経理

経理

数字の裏側を読み解き、未来の経営を導く。

本社および関係会社の財務会計・管理会計を幅広く担当し、会社の経営状況を正確に把握しながら、健全な経営を支える職種です。
数字を集計するだけではなく、その背景にある市場や事業の動きを読み解き、経営陣へ提案や示唆を行う“経営の参謀”としての役割も担います。JX金属は国内外で積極的に事業を展開しているため、経理も事業戦略の立案といった上流工程から深く関与します。
入社後に専門知識をしっかり学べる土台があり、入社前に高度な会計知識がなくとも挑戦できるフィールドです。
数字から事業の本質を掘り下げ、会社の未来を描いていく――それがJX金属の経理です。

Career Path 経理のキャリアパス

入社~数年

経理の基礎を学び、
数字で会社を支える

経理業務の基本を学びながら、日々の数値管理を通じて会社の仕組みを理解する段階です。
正確さと責任感を身につけ、経理担当としての土台を築きます。

中堅期

専門性を高め、
事業を数字で動かす

担当領域を持ち、数字をもとに事業や組織を支える段階です。
分析や改善提案を通じて、経営判断に近い役割を担います。

ベテラン期以降

経営視点で、
企業価値を高める

マネジメントまたは高度な専門性を活かし、経営に深く関わる段階です。
数字を「管理する」立場から、「経営を動かす」立場へと進みます。

総務人事

総務人事

“一人ひとりが誇りと充実感をもって働ける職場”と
“組織の変革”を支え、JX金属の未来をつくる。

総務・人事は、社員が安心して力を発揮し、充実感と誇りをもって働ける環境を整えることで、組織の持続的な成長を支える役割を担っています。
総務領域では、本社および各事業所の運営管理をはじめ、職場の風土づくりや福利厚生イベントなどの企画・運営を通じて、経営と現場をつなぐ役割を担っています。また、地域との協業や行事への関わりを通じて、会社と地域社会を結び、事業活動が安定して進み続けるための基盤を支えています。
人事領域では、社員の採用・育成・評価・処遇といった「人」に関わる幅広い業務を通じて、多様な価値観や背景から生まれる“違い”を学びと成長につなげる仕組みを構築しています。従業員一人ひとりの声や社会環境の変化、経営戦略を踏まえながら、「人」の価値を最大限に引き出し、戦略的に人と組織の持続的な成長を実現する施策を企画・実行しています。 組織の課題を見つけ、人と事業の未来を描き、仕組みに落とし込む。総務・人事は、JX金属という組織を支え続けるプロフェッショナルです。

Career Path 総務人事の
キャリアパス

入社~数年

総務の基礎を学び、
会社の日常を支える

総務としての基本業務を通じて、会社を円滑に回すための土台を築く段階です。
人・制度・環境を支える役割を実務の中で学びます。

中堅期

専門性を持ち、組織を動かす総務へ

特定分野の専門性を高めながら、チームや部署を支える段階です。
制度運用や改善を通じて、組織づくりに主体的に関わります。

ベテラン期以降

経営視点で、会社全体を支える

マネジメントまたは高度な専門性を活かし、総務・人事部門の統括や組織開発・人材育成を推進しながら、会社運営やガバナンスにも関与し、本社・海外拠点・関係会社を含めた全社視点で組織と人を支える段階です。

法務

法務

事業の挑戦を法の力で支え、未来を切り拓く。

法務は、契約審査やガバナンス、コンプライアンスといった一般法務にとどまらず、海外資源開発や国内外でのM&A案件、大型プロジェクト、訴訟対応など、事業の最前線に深く関わる広範な業務を担います。
複雑な契約や高度な法的リスクを正しく見極め、リーガルの知見と事業理解を掛け合わせながら、会社の意思決定を支える“戦略法務”としての役割が求められます。法務は、会社の挑戦を制限するのではなく、「どうすれば実現できるか」を法律の視点から導く存在です。
事業戦略の立案・実行にも積極的に関与し、JX金属の挑戦を法律面から支える重要な専門職です。

Career Path 法務のキャリアパス

入社~数年

現場を知り、
法務の基礎を身につける

​工場や本社での実務を通じてモノ作りの現場を理解し、契約や社内ルールを通じて法務の基礎力を身につけます。

中堅期

事業に入り込み、
課題解決を担う法務へ

担当領域を持ち、事業やプロジェクトに深く関与する段階です。
法務の立場から、事業推進とリスク低減の両立を支えます。

ベテラン期以降

経営視点で、
組織と事業を支える

マネジメントまたは高度な専門性を活かし、全社視点で法務・ガバナンスを担う段階です。
経営に近い立場での意思決定を支援します。

購買

購買

事業を止めない“調達力”で、ものづくりを支える。

購買は、原料、電力、燃料、工業薬品、機械部品といった操業に欠かせない資機材の調達から、生産ラインの新設・修繕工事に関する査定・契約まで幅広く担当し、事業の持続的な成長を支える役割を担います。
取引先との価格交渉や納期調整、設備技術部門との連携など、社内外の多くの関係者と協働しながら、最適なコストとスピードで必要な資材を確保することが求められます。
また、使用部門へのコストダウン提案など、会社全体の生産効率と競争力向上にも直接貢献する仕事です。
“必要なものを、必要なときに、最適な条件で届ける”。
購買は、JX金属のものづくりを陰で支える重要な調達のプロフェッショナルです。

Career Path 購買のキャリアパス

入社~数年

購買の基礎を学び、
ものづくりを支える

購買業務の一連の流れを理解し、現場に近い立場で基礎力を身につける段階です。
品質・コスト・納期を守る役割として、購買担当の土台を築きます。

中堅期

主担当として、
購買を戦略的に動かす

担当分野を持ち、購買戦略や契約業務を主体的に担う段階です。
調達の視点から、事業の安定運営と競争力向上に貢献します。

ベテラン期以降

調達戦略で、組織・経営を支える

マネジメントまたは高度な専門性を活かし、調達部門のマネジメントや人材育成を担いながら、グループ会社を含めた調達ガバナンスの構築や調達DX・仕組みづくりを推進し、海外拠点・関係会社を含めた全社・グループ視点で調達戦略を統括する段階です。

物流

物流

世界をまたぎ、価値を正確に届ける“生命線”。

物流は、製品の国内外への出荷手配や原料の輸入手配などを担い、必要な量を、必要なときに、必要な場所へ確実に届けるための要となる職種です。製品・原料の特性や顧客状況に応じて、陸運・空運・海運など多様な輸送手段を組み合わせ、最適な物流網を構築します。
社内外の多くの関係者と連携しながら、輸出入に関する手続き、納期管理、輸送トラブルへの対応など、製品と原料が止まることなく流れ続ける仕組みを維持します。さらに、物流企画や効率化にも携わり、事業全体の最適化に貢献します。
また、JX金属ならではの特徴として、チリ—日本間で銅精鉱と硫酸を一隻で運ぶことができる“鉱硫船”の運航にも関与します。
これは世界でも類を見ない輸送方式であり、グローバルなサプライチェーンの中核として重要な役割を果たしています。物流が機能しなければ、製品は世界に届きません。JX金属の価値を確実に動かし続ける――それが物流の使命です。

Career Path 物流のキャリアパス

入社~数年

物流の基礎を学び、現場を理解する

工場や本社での実務を通じて、物流の基本と全体像を学ぶ段階です。
モノを「安全・確実・効率的」に動かすための土台を身につけます。

中堅期

主担当として、物流を設計・改善する

担当業務を持ち、物流の最適化や改善を主体的に進める段階です。
コスト・品質・安定供給のバランスを取りながら、事業を支えます。

ベテラン期以降

物流戦略で、組織・事業を動かす

マネジメントまたは高度な専門性を活かし、全体最適を担う立場です。
中長期視点で物流戦略を描き、組織を牽引します。

社員イメージ

銅のリサイクルを通じ、
資源循環型のものづくりをめざす

営業 金属・リサイクル事業部 営業部
2021年入社
外国語学部 外国語学科 ビルマ語専攻卒

U.Y.

PROFILE

ミャンマー留学の際に度々停電や断水を経験したことで、社会インフラの発展に貢献する仕事をしたいと思いました。その中で、私たちの生活に欠かせない銅という材料に興味を持ち、JX金属に入社しました。初期配属された佐賀関(さがのせき)製錬所の物流課では、電気銅の原料として重要なリサイクル原料処理効率向上に向けた在庫管理を担当。入社3年目で本社の金属・リサイクル事業部営業部へ異動し、リサイクルに適した原料を国内から集荷する業務に取り組みました。現在は、資源循環型のリサイクル銅のバリューチェーン構築に向けたプロジェクトを担当し、さまざまな業界・企業との連携を模索しています。

1日の
スケジュール

01現在の業務内容

持続可能な銅の供給をめざすJX金属では、資源開発で採掘した銅鉱石と、廃家電や自動車などに含まれるリサイクル原料を組み合わせて製錬し、銅製品を製造しています。2040年に製品中のリサイクル原料比率を50%まで高めるという目標に向け、原料の処理技術向上や集荷機能の強化に取り組んでいます。そのなかで、私は100%リサイクル電気銅の生産から供給にいたるバリューチェーン全体で資源循環型の取り組みを推進する「サステナブルカッパープロジェクト」を担当。100%リサイクル電気銅の原料として廃家電や自動車に含有される電線や基板、工場の製造工程で発生する端材など、多様なリサイクル原料を集めています。
しかしながら、世界的な資源不足やリサイクル意識の高まりなどを背景に、現在リサイクル原料市場では集荷競争が激化しており、多量の銅資源が日本から海外へ流出しています。そのため、私たちの部門では市場動向に応じて最適な原料を効率的に集め、さらに集荷した原料をもとに100%リサイクル電気銅を製造しお客様へ供給する体制を強化中です。日本を代表する大手企業と協議を重ね、製品製造・供給・リサイクルを一体的に推進する資源循環スキームの形成をめざしています。

02仕事の面白さ、やりがい

資源循環の取り組みにおいては、アルミニウムやプラスチックなど銅以外の材料が先行しており、これから世の中に対して銅のリサイクルの価値をどのように発信していくのかという課題があります。新たな取り組みであるがゆえに、「これが正解」という道筋はまだ明確に見えていませんが、この点が難しさであると同時に面白さでもあり、JX金属がリーダーシップをとって銅リサイクルの市場を牽引していくというやりがいがあります。ただ、これはJXグループだけで実現できることではなく、私たちの銅製品の最終需要家やサプライチェーンを支える企業との連携が重要な意味をもちます。限られた資源を有効活用する取り組みは、社会的な意義が大きく、大変やりがいのある仕事です。

私の「ヘンカのキテン」

製錬所勤務・リサイクル原料集荷・リサイクル電気銅供給スキーム構築というこれまでの経験を活かして、次のキャリアへ繋げたいと考えています。まずは国内におけるリサイクル電気銅のマーケット構築に取り組み、将来的には海外を舞台に原料の集荷からリサイクル電気銅の供給までを一貫して担当し、資源循環型のものづくりに貢献したいです。

社員イメージ 社員イメージ

03JX金属ならではの
働きやすさ

経験年数や役職に関わりなく、皆が自分の意見を発信しやすい職場であると感じています。会議の場でも若手が発言する機会が多く、それに対し先輩や上司が適切にフィードバックしてくれるため、業務における心理的安全性が担保されていると感じます。また、若手のうちから裁量高く案件を任せてもらえる環境にあり、お客様を訪問した際には、「他社に比べてJX金属さんはメンバーが若いですね!」と驚かれることも多いです。大きな仕事を任されることの責任はありますが、その分達成感も大きく、社会人としての自信につながっています。また、本社オフィスではフリーアドレス制度が導入されており、普段業務で関わらない人とも日常的にカジュアルに話せる雰囲気があるため、こうした環境も働きやすさにつながっていると思います。

04これから挑戦したいこと

これまで私たちのチームでは、リサイクル原料集荷の点でいわゆる「静脈産業」といわれる企業との協業に注力してきましたが、銅のサプライチェーン全体を変革するには、「動脈産業」の企業――私たちが供給する銅を加工しさまざまな製品を製造・流通・販売する企業を巻き込んで取り組んでいく必要があります。そのため、より多くの業界・企業に当社の100%リサイクル電気銅を活用いただき、国内における資源循環を促進していきたいと考えています。
また、将来的には国内での集荷営業やリサイクル電気銅の販売で得た知見を活かして、より大きな舞台である海外で資源循環に挑戦してみたい。目の前の課題を一つずつクリアしながら、新たな取り組みにチャレンジしていきたいと思っています。

社員イメージ

変化への対応力を強みとして、
新たな収益の柱をつくり出す

営業 技術本部 技術戦略部 CVD・ALD材料事業推進室
2019年入社
商学部卒

O.K.

PROFILE

幅広い業界に製品を提供している素材メーカーは、仕事の広がりが魅力でした。しかも主力製品の銅は、電気特性や加工性に優れ、100%リサイクル可能な素材です。商材そのものに将来性を感じて営業職を希望しました。
機能材料の生産拠点である倉見工場で営業キャリアをスタート。入社5年目、本社の技術戦略部で発足したばかりのCVD・ALD材料事業推進室へ。新たな機能材料の市場参入に向けた挑戦がはじまりました。

1日の
スケジュール

01現在の業務内容

次世代半導体の製造プロセスになくてはならない高純度の化学物質、プリカーサー材料の営業を担当しています。
生成AIや自動運転などの進化を支える次世代半導体には、微細で複雑な構造の配線が不可欠。これら超微細な配線における抵抗やノイズを低減させる材料として、高純度のモリブデン化合物に注目が集まっています。JX金属グループでは、国内外の生産拠点でプリカーサー材料の製造を本格化し、国内およびグローバル市場のデバイスメーカーに提供しています。
プリカーサー材料市場への参入は、JX金属にとって新しいチャレンジです。私は営業チームの窓口として、お客様とできるだけ多く対話することを心がけています。定常的に打ち合わせの機会をつくり、お客様の要望を正確に把握して社内の技術部門に伝えています。品質管理部門や製造拠点のメンバーと共に、品質・コスト・納期に関する対応を重ね、生産体制の増強も推進しながら、市場シェア拡大に向けて取り組んでいます。

02仕事の面白さ、やりがい

プリカーサー材料は生成AIやその活用を支えるデータセンターなど、先端的なITインフラを支える機能材料です。その市場開拓にチャレンジすることは、社会の変化に対応し、新しい技術潮流を支える仕事に携われる感覚があり、モチベーションの高い仕事です。その分、お客様からの要求品質は非常に高く、難しさもあります。一方で、機能材料メーカーとしてJX金属グループが蓄積している半導体分野の幅広い知見やネットワークを活かせる場面も多いです。弊社グループのモリブデン化合物は、不純物が少なく水分量も少ない点が市場で高く評価され、競合メーカーに対する強固な優位性となっています。さらにグループでは、モリブデン化合物以外の材料開発も並行して進めており、将来的にプリカーサー材料のラインアップ拡充を図っていく考えです。

私の「ヘンカのキテン」

技術本部の技術戦略部に「CVD・ALD材料事業推進室」が設立されたのは、2024年2月です(CVDやALDとは、化学反応を利用して基板上に薄膜を形成する手法のこと)。日々チーム内で議論を交わしながら、会社としてこの新事業をどのように進めるべきかを模索しました。正直、すべてが手探りではありましたが、スピード感を持ってグループ会社の工場で量産体制を確立し、国内にも新たな生産ラインを拡充しました。本社の法務や調達、物流などの機能部門と連携し、新製品のサプライチェーン構築にも取り組みました。この事業の成果が見えてくるのはもう少し先になると思いますが、一連の取り組みは、新たな変化への大きなチャレンジでした。

社員イメージ 社員イメージ

03JX金属ならではの
働きやすさ

制度上の働きやすさとして、自身の業務の状況を見ながら柔軟に有給休暇を取得しています。在宅勤務も週2日まで許可されていますので、ワークライフバランスを確保しながら無理なく働くことができます。住宅費の補助も手厚いため、私を含め本社へのアクセスのよいエリアに住んでいる人は多いです。
また、JX金属らしい風土として、上司や同僚と円滑にコミュニケーションがとれる点も、働きやすさにつながっています。風通しのよい職場の雰囲気があり、経験年数に関わらず、合理的な意見であれば歓迎され、積極的に取り入れられる風土があります。ここ数年は新規市場への参入に向けて試行錯誤する日常でしたので、組織を横断して「あるべきプリカーサー材料」について率直に議論できたことは、とても有意義な経験でした。

04これから挑戦したいこと

2026年の3月からは、アメリカのグループ会社、TANIOBIS USA LLCに出向し、米国市場でのプリカーサー材料のマーケティングに取り組むことになります。TANIOBIS社はドイツを本拠地とする長い歴史をもつ機能材料メーカーです。同社が培ってきたマーケティング戦略をふまえつつ、JX金属としてのプリカーサー材料の拡販を米国市場でどのように展開していくのか。果たすべきミッションは重大であり、これまでに培った知見やネットワークをフル活用して、積極的に挑戦しなければと思っています。米国流の営業スキルやビジネス英語など、学ぶべきことはたくさんありますが、これまでと同様、製品の品質に誇りを持ち、お客様に対して真摯に対応するという姿勢を大切にして、一歩ずつ取り組んでいきたいと考えています。

社員イメージ

経理の知見を培い、磨きながら、
持続可能性のある非鉄事業を支援する

経理 磯原工場 総務部 経理課
2022年入社
政治経済学部 経済学科卒

O.M.

PROFILE

入社後、経理担当として本社のタンタル・ニオブ事業部への配属となり、レアメタルを原料とする高機能材料を製造するドイツのグループ会社を担当しました。事業部の所属でしたので、同社の経営を支援していく立場で、経理の視点に限定せずに仕事を覚えました。そして入社4年目の2025年、茨城県の磯原工場に異動。銅、チタン、タンタル等を原料とする半導体用ターゲットの経理を担当し、製造現場に密着して報告精度の向上とコスト改善の支援をしています。

1日の
スケジュール

01現在の業務内容

磯原工場の経理課メンバー10名で担当する製品を分担し、私は半導体用ターゲットの経理業務を担当しています。月々の決算の取りまとめ、棚卸立ち会い、決算報告資料の作成、監査対応などの業務です。生産現場とこまめにコミュニケーションをとって日々の数字の変化を分析し、適切な在庫管理やコスト改善をサポートすることが役割になります。
毎月の製造原価を出して予算と比較すると、工場が日々取り組むコスト改善活動の成果が見え、また、逆に改善の余地が見つかることもあります。なぜこの数字が変化しているのか、個別に現場に確認することも多いです。直接現場に足を運んで質問すると、みなさん快く対応してくださいます。磯原工場に赴任した当初、多くの方がご厚意で丁寧に工程の説明をしてくださいました。工場経理ならではの現場でのコミュニケーションは、私にとってとても楽しい時間です。

02仕事の面白さ、やりがい

いま私が担当している半導体用ターゲットは、世界の半導体産業を支えている重要な製品です。市場のお客様からは、常に新しい技術の開発やより安定的な供給が求められています。経理としてのミッションは、高度化する市場ニーズに応える当社のものづくりを、数字面から支援すること。日々向き合っている製造現場の数字の集計や分析が、JX金属の企業活動を通じた社会貢献につながると認識しています。
一つ一つの数字を正しく理解して、社内で説得力のある説明をするためには、現場の操業状況から世界の資源情勢にいたるまで、幅広くアンテナを張って情報を集め、自分でよく考える姿勢が求められます。難しい仕事ですが、やりがいはとても大きいです。幸いJX金属には、幅広い業務を経験している社員が数多く在籍しています。彼らと一緒に仕事をする機会から、自分にはない知見やノウハウが学べ、大いに刺激を受けています。

私の「ヘンカのキテン」

タンタル・ニオブ事業部で海外グループ会社を担当していた頃、この会社が新しくJX金属グループに加わった会社であったため、決算処理や分析手法が本社と大きく異なっていました。現状の課題を認識することから共に成長をめざそうと、単身ドイツに出張したことがあります。現地の経理チームにヒアリングを重ね、課題の整理と解決策の検討を進めました。2週間の出張を通じてよく話し合い、今後の協力関係のベースを築くことができました。このときの経験が、今の自分の基本的な業務スタンスを形成しているように思います。磯原工場に異動してからも、製造現場や本社など、多様な関係者との対話を大切にして日々業務に取り組んでいます。

社員イメージ 社員イメージ

03JX金属ならではの
働きやすさ

JX金属には、「ご安全に」と声を掛け合う文化があります。朝も「おはようございます」ではなく「ご安全に」であり、メールの冒頭もこの言葉からはじまります。私はこの挨拶にほっと安心できるような気持ちを味わいました。磯原工場は地元出身の社員が多く、みなさん穏やかで温かい雰囲気の人が多いと感じています。経理として製造現場と話すことの多い私には、温かく率直なコミュニケーションができる磯原工場の人間関係は、とても働きやすいと感じています。
経理課は月初めが決算締めで忙しく、月の後半になると少し余裕が出てきます。そこで月末付近はフレックスで早く退社する、あるいは年休を取得するなどして、ワークライフバランスを整えています。また、いつも利用している食堂のメニューがすばらしく、リーズナブルな価格で栄養バランスのとれたおいしい昼食がとれています。工場で主催するいろいろなレジャー施設へのツアーやクーポン券の配布などもあり、福利厚生の内容には充実感があります。

04これから挑戦したいこと

私はこれまで本社事業部の経理と工場経理を経験し、それぞれ見える世界や扱う数字が大きく異なることを実感してきました。工場勤務はまだ半年ですが、ここでしっかり現場感覚を身につけ、将来は本社経理に戻り、現場の数字が反映される決算分析や収支報告に携わりたいです。チャンスがあれば、別の事業や海外グループ会社なども視野に入れ、経理の視点でそれぞれの事業に合ったコスト削減の方法を導き出し、事業の成長に貢献したいと思います。
学生時代は環境経済学を専攻していましたので、事業を通じて地球環境や持続可能性に貢献できる企業で働きたいと思っていました。JX金属は、環境に配慮した資源開発から幅広い高機能材料の開発まで、一貫したバリューチェーンを構築し、金属資源のリサイクルに積極的に取り組んでいます。社会的な意義の大きな事業のなかで、経理の視点でどのような貢献ができるのか、引き続き模索していきたいと考えています。

社員イメージ

社員と対話しながらDXに挑戦。
地域の拠点から本社、そして海外へ。

人事 人事部
2020年入社
教育学部 社会科卒

Y.T.

PROFILE

いろいろな地方で働いてみたい志向があり、人事を希望して茨城県の日立事業所(現茨城事業所日立地区)でキャリアをスタートしました。複数の事業部が集まっている日立で、3年間にわたって幅広く総務・人事領域の業務を経験することができました。
4年目からは本社の人事部に異動し、全社に目を向けて人事業務に取り組みました。各拠点と対話を重ねて人事業務のデジタル化にも挑戦。これまでExcelベースで管理してきた人事評価などの業務負荷の軽減に貢献することができました。

1日の
スケジュール

01現在の業務内容

人事部門には、いろいろな制度をつくるチームと、その制度の運用――制度に基づいて従業員一人ひとりの日常がスムーズに回るように支援するチームがあります。私は制度運用を担うチームで、全社の人事異動の手続きや人事評価の取りまとめ、退職手続きなどを担当しています。
人事評価業務であれば、国内外の拠点から集まる全従業員の評価を集計し、部門間のバランスを見ながら各拠点の人事担当とコミュニケーションを重ね、公平性などを精査していきます。評価対象となる従業員数は4,000名を超えますから、なかなか骨の折れる仕事です。
このような業務の負担を軽減するため、HRDX(人事業務のシステム化)にも取り組みました。チームによる集中対応が必要な業務をデジタル活用で効率化できれば、浮いた人材をあるべき人事政策の検討やさらなる運用の効率化推進などの業務に配置することが可能となります。このような考え方に基づいて、人事評価のほかにも人事異動の申請や雇用契約書の管理なども段階的に電子化し、システム上で効率的に処理できるような環境を整えていきました。

02仕事の面白さ、やりがい

最初の赴任地だった日立事業所は、当社のルーツである日立鉱山から生まれた拠点です。地域の方々と共に事業を運営していく姿勢を大切にしていて、毎年夏には会社の敷地内で「山神祭」という祭を催し、地元の人たちで賑わっています。日立事業所の一員として、私もそのような拠点運営のあり方に深く共感していました。また、コロナ禍でコミュニケーションが難しい中、人事担当の小規模なチーム内で、毎朝雑談の時間を意図的に設け、良好な雰囲気づくりを目指したこともよい思い出です。小さな取り組みでしたが、功を奏し、風通しが良く、お互いを助け合う雰囲気の中、楽しく働くことができました。
その後、本社人事部に異動してからは、関わる社員が全国規模、さらにはグローバルに広がりました。さまざまな事業部門、工場、海外拠点によってそれぞれ異なる課題があり、それに人事の目線で向き合えることは、人事としても、人間としても成長できる機会だと感じています。そのため、日頃から各拠点で働く従業員や人事担当者との良好な関係づくりを心がけ、コミュニケーションを重ねながら知恵を出し合い、DXをはじめとするさまざまな取り組みを進めています。

私の「ヘンカのキテン」

HRDXの一環で取り組んだ人事評価のシステム化は、私にとって大きな転機になりました。従来、各拠点で作成される人事評価シートなどの資料はどれもExcelベースであり、メールで送られてくるそれらのデータを本社人事部のメンバー、各拠点の人事担当者が手作業で取りまとめていました。毎年、膨大な作業負荷がかかっていたため、新たに「人事評価システム」を導入して全社共有の環境を構築し、集計業務の負荷を軽減しようと考えました。システム担当と毎日のように議論を交わし、各拠点と意見交換を重ね、不備がないかテストを繰り返し、約1年かけて2024年の秋に運用を開始。その後もバージョンアップを重ねています。各拠点の方々の意見を取り込み、協力を得ながら開発・導入を進めたことで、効率化だけでなく評価精度の向上効果も見られました。「おかげで楽になったよ」などのコメントもいただいています。

社員イメージ 社員イメージ

03JX金属ならではの
働きやすさ

JX金属らしい社風として、従業員同士の距離が近いことが働きやすさにつながっていると思います。かつて日立鉱山がそうであったように、一般的に鉱山では、従業員はみな同じ地域に住み、生活を共にし、一緒に仕事をするといったカルチャー、価値観があります。今のJX金属にも、良くも悪くもまるで一つの家族のような雰囲気が残っています。採用面接にもかしこまった雰囲気はなく、私はまるで親戚と話しているような感覚でした。入社後もそれは変わることなく、上司や先輩とのコミュニケーションにおいて、冗談を言い合ったり、たわいもない雑談をしたりという場面が毎日あります。そのような関係性があるからこそ、仕事の場で率直に意見を述べることができ、上司も若手の意見に真摯に向き合ってくれます。

04これから挑戦したいこと

2026年の3月からドイツのグループ会社「TANIOBIS GmbH」に人事担当として出向しています。コンデンサや半導体材料用の金属粉をはじめとしたタンタル・ニオブ製品の製造販売を行う、長い歴史をもつ企業です。私が勤務するゴスラーは、フランクフルトから車で3時間ほどの場所に位置する、日立と同じくかつて鉱山で栄えた美しい町です。鉱山と旧市街はユネスコの世界遺産にも登録されています。いろいろな土地で暮らしたい私にとって、公私ともに魅力的な経験ができそうです。
また、私が勤務していた日立事業所は複数の事業部が集まる複合拠点であり、人事業務は本社人事部と共通する幅広さがありました。タンタル・ニオブ事業に特化した拠点での勤務は、事業の最前線に立ちながら人事の業務を推進でき、とても学びの多い経験になるだろうと期待しています。入社時の気持ちは変わらず、これからも人事として国内外様々な場所で経験を積んでいきたいです。

社員イメージ

法務の知見を軸に据え、
企業価値の向上に貢献する

法務 主事 法務部
2015年入社
法学部卒

T.Y.

PROFILE

グローバル市場で日本の経済成長に貢献できるような仕事を志向し、JX金属を選びました。初期配属の佐賀関(さがのせき)製錬所では、地域渉外や工場法務などの幅広い業務を経験。その後、本社の法務部の他、基礎材料・先端材料の事業部での業務経験を通じて、事業再編や海外案件などに携わりました。
入社7年目にはドイツのグループ会社に出向し、海外法務を中心に経験の幅を広げることができました。現在は本社の法務部に帰任し、株主総会の運営を通じて企業価値の向上に取り組んでいます。

1日の
スケジュール

01現在の業務内容

株主総会の運営を中心としたコーポレートガバナンス業務を担当しています。2025年3月に東証プライム市場へ上場した当社にとって、株主総会は株主との重要な対話の場です。幅広い事業内容や企業価値がわかりやすく伝わるよう、各種の開示書類も情報の構成や表現を考えて作り込んでいます。上場企業としての説明責任を果たし、経営の成果と課題を伝えることで当社への期待を高め、株主の立場から当社を応援してくださるファンを増やすことがミッションです。
また、半導体材料などを扱う先端材料事業本部の業務も兼任し、海外と連携する業務の管理などに関わっています。私はドイツで約4年間、海外拠点の運営に携わってきました。その経験を活かしながら、本社の事業部門や現地の後任メンバーへ知見とノウハウを共有し、円滑な運営に貢献していきたいと考えています。

02仕事の面白さ、やりがい

契約検討、規制対応、ガバナンス強化、コンプライアンス対応など、会社の中では多様な分野で法務の力が期待されます。私は法務の中心機能を「カウンセリング」と考えており、専門性を磨く努力に加え、相談しやすいパーソナリティと、社内から信頼される組織体質が重要だと思います。こうした組織と個人の力が高まれば、カウンセリング機能の質も高まり、事業に密着した法務として会社の競争力の一つになれると信じています。
事業密着型の法務を実現する仕組みとして、法務職種には幅広いキャリアパスが用意されています。当社の法務職種は「法務部」に限らず、事業部門や海外拠点など、多様なポジションの経験が可能です。ポジションを限定せず豊富な経験を積むことで、深い事業理解と広い視野を身につけることができ、会社の戦略にも深く関与できる点がやりがいに繋がります。リスク管理のブレーキだけでなく、会社の成長や新たな挑戦に向けたアクセルの役割も担える点が当社の法務の特色であり面白みだと思います。

私の「ヘンカのキテン」

ドイツ赴任中は、現地メンバーとの協働を模索しながら、数多くのチャレンジを経験しました。私が出向したTANIOBIS GmbH社は、ドイツでは長い歴史をもつレアメタルの精錬会社で、M&Aにより2018年にJX金属グループとなりました。ドイツ人スタッフに囲まれる中で私が意識したのは、単にJX金属としての方針を伝えるのではなく、同じ目線で議論しながら「一緒に企業価値を高めていく」という姿勢を示すことでした。対話を重ねるにつれて、少しずつ信頼関係が築けたと思います。苦労したことも多かったですが、異なる組織文化をもつメンバーと新しい挑戦をすることは、一ビジネスパーソンとして貴重な経験になったと感じています。

社員イメージ 社員イメージ

03JX金属ならではの
働きやすさ

ドイツへの赴任前は、海外生活や語学留学の経験もない自分や家族には、やはり不安もありました。しかし、現地の日本人による生活のサポートや、家族も含めた語学の研修費用の負担など、生活環境にも目を向けた会社の支援があったことで、結果的に海外でも不安なく新しい仕事に集中することができました。
また、国内の工場や本社においても、若手のうちから責任ある案件を任せてもらえますし、立場や年次の上下に関係なく闊達に議論ができる雰囲気があることも働きやすさにつながっていると思います。20代半ばの自分の出したアイデアが会議のなかで議論され、実際の取り組みに反映されることもありました。年次に関わらず自分の意見が求められ、取り組みの結果は正当に評価してもらえるので、積極的に挑戦できる会社であると感じています。

04これから挑戦したいこと

現在、日本企業や日本株は海外からの注目が高まっており、特に半導体関連企業は株式市場で期待を集めています。こうした環境をふまえて、上場企業としてステークホルダーの期待に応えられる成果を出し続けることが重要です。市場からの評価は、事業の成長だけでなく、適正なリスク管理や透明性のある情報開示などのガバナンス活動の積み重ねによって築かれていきます。
株主に対してJX金属の戦略、競争優位性、事業の方向性をわかりやすく伝え、対話を重ねながら長期的な信頼関係を築き、市場からの評価につなげていきます。そのためにも、今後も継続して法務の専門性を高め続け、幅広い業務を自分ごとと捉えて取り組みながら、周囲のメンバーを動機づけ、牽引していくような人材になりたいと考えています。

社員イメージ

ものづくりに必要なあらゆる資材を、
適切な価格・タイミングで仕入れる

調達 磯原工場 総務部 調達課
2021年入社
法学部 政治学科卒

M.R.

PROFILE

製造業各社のものづくりを支える「素材メーカー」に興味を覚え、また銅という素材にも可能性を感じていました。大分県の佐賀関製錬所で大規模プラントの調達業務を一から学び、入社4年目から茨城県の磯原工場に異動しました。半導体材料の生産拠点である磯原工場では、製錬所とは全く異なる工程の理解を深めながら、設備資材の調達と工事、操業資材の仕入れにチャレンジ。調達先の新規開拓を含み、価格と納期を調整しながら仕入れ業務に取り組んでいます。

1日の
スケジュール

01現在の業務内容

ものづくりには、製造ラインの設備から開発拠点の分析装置に至るまで、多種多様な設備機器が必要になります。工場の安定的な操業には、原料の調達に加えて、各種工具や油脂類、梱包資材などの副資材をはじめ、さまざまな消耗品を揃えておく必要があります。私はこれらの設備資材、操業資材の調達に関する計画を立て、品質・納期・コストを適切にコントロールする業務を担当しています。
資材価格が高騰する現在、いかに適正価格で仕入れるかは調達業務の重要な課題です。2つの異なるサプライヤーから並行して購入する二社購買や、既存の調達先だけに頼らず、積極的に新規調達先を開拓する取り組みを進めています。ただし、半導体材料は要求品質が高いので、原料はもちろん資材調達においても品質が重視されます。このため、単に安ければいいということではなく、調達先の切り替えは、技術的な品質評価プロセスを経て、社内での合意形成に一定の時間をかけて慎重に進めていきます。

02仕事の面白さ、やりがい

JX金属では、工場によって製品が大きく異なり、製造設備や購入品もかなり違います。異動するたびにさまざまな装置や工程を一から学ぶという意味で、面白さと難しさを経験することになります。さらに、品質・納期・コストという視点で社内・社外の関係者の意見を調整し、落としどころを探っていくのもこの仕事の醍醐味だと思います。苦労の末に新しい取り組みが成就すると、達成感とともにうれしさを感じます。ものづくりの現場に直接的に貢献できる仕事であり、製造部門のメンバーに感謝してもらえる仕事でもあります。イレギュラーな調達品を届けたときに「ありがとう。おかげで助かったよ」という社員の笑顔に触れる経験は、私たち調達チームのメンバーにとって大きなやりがいになっていると思います。逆にミスをして所定のタイミングで重要な資材が届かなければ、操業がストップする事態も起こり得ます。常に緊張感をもって業務に臨んでいます。

私の「ヘンカのキテン」

JX金属では今、全社的に業務の効率化を進めるDXを推進しています。これを受けて操業資材発注のシステム化をさらに進め、作業工程を簡素化して業務負荷を軽減する取り組みが進行中です。磯原工場では数十社もの調達先に操業資材を発注しており、全てのオーダーに対してアイテムごとに伝票が発行され、1枚1枚処理していました。月々膨大な枚数の伝票処理が必要になっており、発注を集約して電子化することで取引先と当社双方の業務負荷を軽減しようと考えたのです。今まさに運用がはじまったばかりの取り組みですが、一定以上の効果を実感しています。今後も継続して運用しながら問題点があれば改善していこうと考えています。

社員イメージ 社員イメージ

03JX金属ならではの
働きやすさ

最近はさまざまな業務効率化の効果が出ている側面もあり、以前よりは残業時間は減っています。もちろん、調達には想定外のアクシデントはあるので、対応のために残業することはあります。私の場合は、フレックス勤務や在宅勤務を活用することで、無理なく子どもの保育園の送り迎えなどの時間をつくっています。
また、磯原工場には、業務の進め方などに悩んでいるときに気軽に周囲に相談できる雰囲気があります。フォーマルな会議の場でも、若手が自分の意見を臆することなくいえる風土があると思います。それでいて社内の飲み会などの頻度は高くなく、温かい人間関係がありながらも適度な距離感があり、個人的に働きやすいと感じています。

04これから挑戦したいこと

大分から茨城へ拠点間異動を経験したことで、視野が広がりましたし、製錬所での調達業務が半導体材料工場で活かせたりもしました。今後も自分が経験したことのない事業や業務に積極的に関わりたいと思っています。本社の調達業務――特に原料の調達は未経験ですので、ぜひ挑戦したい気持ちがあります。レアメタルなどの調達はグローバルな取り組みであり、難易度の高い業務になると思いますが、だからこそ挑戦してみたいですね。そもそも調達以外の職種についても関心はあり、チャンスがあればより広い視野でキャリアを積み重ねてみたいです。多様な経験から学び、より多方面から頼られる人材をめざしたい。将来的には、「この人と仕事をしたら良い結果につながる」と思ってもらえるような人材になれればと考えています。

社員イメージ

関係者との対話を大切にして、
ベストな運航をコントロール

物流 主事 金属・リサイクル事業部 物流部
2022年入社
外国語学部 フランス語科卒

O.R.

PROFILE

新卒で入社した鉄鋼商社で、営業と物流業務を延べ5年ほど経験しました。物流部門では事務的な貿易業務が中心でしたので、より主体的に物流計画や契約交渉などの業務に取り組んでみたい意向が高まり、JX金属に入社。物流部に所属し、金属・リサイクル事業部内の関係会社であるパンパシフィック・カッパー社が扱う電気銅や型銅の輸出業務などに取り組みました。現在は銅の製錬工程の副産物で、肥料などの生産に使用される硫酸の輸出業務、及び鉱硫船と呼ばれる日本から硫酸をチリへ輸送し、復路ではチリから銅精鉱を日本へ運ぶ船の運航業務に携わっています。

1日の
スケジュール

01現在の業務内容

JX金属グループでは、銅の純度を高める製錬工程の副産物から硫酸を製造し、化学肥料などの原料として輸出しています。この輸出に伴い、物流部では海上輸送のオペレーション――刻々と変化する世界の物流情勢のなかで、劇物である硫酸製品をケミカルタンカーに積み、安全かつスケジュール通りに各国の指定の港に送り届ける業務に取り組んでいます。
また、「鉱硫船」と呼ばれる専用船2隻の運航管理を担当しています。日本から硫酸をチリへ輸送し、復路ではチリから銅精鉱を日本へ運ぶ船です。海運会社との契約交渉から配船のアレンジ、鉱硫船の運航計画の立案や資源メジャーの鉱山会社との運賃交渉、船舶管理まで、業務内容は多岐にわたります。

02仕事の面白さ、やりがい

国際物流という仕事は、多くの関係者との密接な協働によって成り立っています。各工場、営業部門はもとより、陸運会社や船会社、海運貨物の通関を扱う専門事業者など社外取引先との連携も欠かせません。グローバルな物流情勢や関係者のニーズは日々変化しますので、想定外の問題が浮上することがあります。どのような状況に直面しても、関係者との対話を通じて速やかに解決策を探るスタンスが重要になります。冷静に全体スケジュールの遵守をめざし、適切なコストで輸送手段・輸送ルートを選択するとともに、万一の事故のリスクを最小化する必要があります。工場の出荷/受け入れ体制のタイミングを見計らって配車や配船、納期の調整を行い、貨物の輸送に支障が出る突発的な事態が発生した際には社内外への説明責任をしっかり果たすなど、常にマルチタスクで目を配りながら、着地点を探っていきます。そこに物流の仕事の難しさがあり、面白さがあります。対話をベースにした臨機応変な対応は、物流のプロとしての腕の見せ所でもあります。

私の「ヘンカのキテン」

海運業界では、温室効果ガスの削減に向けて、水素やメタノール、使用済み食用油を原料とするバイオ燃料など、重油からよりクリーンな燃料への転換が進んでいます。それと同時に、輸送効率を高めるため船舶の大型化も進められています。こうした変化に対応するため、社内外の関係者と協力し輸送を滞らせることのないよう、対応策を練っていく必要があります。私個人としても、さらに効率的な物流スキームを創意工夫し、環境へのインパクトを低減する運航計画の立案などに取り組みたいですね。未知の領域へのチャレンジも必要ですが、これまでの経験を活かし、業務を通じて実践していきたいと考えています。

社員イメージ 社員イメージ

03JX金属ならではの
働きやすさ

JX金属に転職してまず驚いたのは、20代の若手が役員クラスの幹部と気軽に話せるような、風通しのよい雰囲気があることでした。年次やポジションに関わらず、誰もが業務のなかで率直に自分の意見を発言できて、前例の少ない提案でも合理的な根拠があれば、会社として柔軟に受け止め、検討してもらえます。以前、銅地金の輸出業務を担当していたとき、コンテナ船にスペースがなく運賃が高騰していた時期がありました。一方で銅地金は高価格な製品であるため、在庫期間が長くなると金利コストが高く嵩む事情、また顧客との契約条件の関係から取り決めされた月で輸出船に貨物を積載しなければならないため、輸送手段を確保し一日でも早く目的地へ輸送する必要がありました。このとき私は、問題を解決するため緊急的な対応として物量が多くコンテナ船のスペースが不足していた仕向地への輸送手段をコンテナからバラ積み船に変更してはどうかと提案しました。船会社との契約交渉、工場からの製品出荷タイミング調整、港のスケジュール確保や積み荷の保管場所などの課題をクリアし、社内外いろいろな関係者の協力を得て実現したことがあります。また、通常と異なる輸送手段を起用したため、目的地での荷揚げが無事に進むかどうか確認することを主目的に、海外出張を許可してもらい、貨物が無事に荷下ろしされるまでのフォローをしました。新しい発想の提案をしっかり検討してくれる風土は、運航計画や輸送ルートの選択に創意工夫が求められる物流業務において、働きやすさや仕事のやりがいにつながっています。

04これから挑戦したいこと

金属・リサイクル事業や資源事業など、JX金属で「ベース事業」と位置づける領域では、リサイクル原料の比率を50%まで高める目標を立てています。これに伴い、原料となる廃家電などのスクラップをいかに効率的に集荷するかなど、複数の物流課題が顕在化しています。そこでは私たちの経験やノウハウを活かし、創意工夫によって現状を改善できる余地が大きく、やりがいのある課題が多く存在すると感じています。このため今後のキャリアイメージとして、継続してベース事業の物流改革に貢献したい気持ちが強くあります。一方で、半導体材料や情報通信材料などの「フォーカス事業」の物流領域にも、DXの推進や陸・海・空運を組み合わせたソリューション設計など、まだまだできることがあります。いずれにしても、チリや北米などの海外拠点での挑戦も視野に、物流のプロフェッショナルとして成長していければと考えています。